「芒種(ぼうしゅ)」
「芒ある穀るい稼種する時なればなり」(こよみ便覧)
「芒(のぎ)」はイネ科の植物の先にある棘状の突起のことで
昔は「米や麦」などの蒔き時ともいわれていました。
二十四節気を更に細分化させた
七十二候(しちじゅうにこう)では
「芒種」には、順に
・螳螂生(かまきりしょうず)
・腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
・梅子黄(うめのみきばむ)
があります。
カマキリが生まれ、ホタルが出て梅の実が熟す頃
さて、こちらは永楽屋細辻伊兵衛商店の手ぬぐい「蛍火」です。
草原に無数に光る綺麗な蛍の光を描きました。